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全力の支援で雇用を安定させ、真心の感化心を込めた働きかけで再生へ――全能神信者の元信徒の再出発

2026-02-03 ソース:Kaiwind 作者:石斛花

 2025年の端午節を前に、安徽省六安市霍山県の村民である葉さんラオ・イェは、開店したばかりの理髪店で、床を丁寧に掃き、鏡を拭いていた。6月の霍山は酷暑が厳しく、一生懸命汗だくで働くラオ・イェ葉さんの顔には汗が滴り落ちていたが、心の中はこれまでにないほどの静けさと平穏に包まれていた。彼は感慨深げに言った。「ちゃんと働いて、しっかりお金を稼ぎ、この何年かできなかったことを取り戻さなければいけません。そうしないとさもなければ、政府や家族に申し訳が立ちません申し訳が立たない。」

理髪店を掃除しているラオ・イェ葉さん

道を誤り、愛情を断たれ、妻と娘は絶望に心を凍らせる

ラオ・イェ葉さんは1970年生まれで、現在55歳。かつて全能神のカルト邪教組織に関わっていた。昔のことを振り返ると、思わずため息をついてしまう。11年前に、ラオ・イェ葉さんには幸せで円満な家庭を築いていたがあった。彼は町で理髪店を経営し、妻は県都城でホテルを運営していた。16歳の娘は賢く成績も優秀で、家庭は裕福で安定していた。しかし、カルト邪教の魔の手はひそかにこの家庭に伸びてきた。

2014年、ラオ・イェ葉さんは娘の学校近くで娘の勉強に付き添っている付き添い勉強をしている間に、「チェンジエン成見」という新しい友人と出会い、話が非常に合い、次第に親しくなった。ある日、成見チェンジエンがラオ・イェ葉さんの家を訪れ、試すように「神を信じますか?」と尋ねた。警戒心のないラオ・イェ葉さんは何気なく答えた。「はい。普段は村の寺に行って線香をあげ、神に家族の平安を祈っています。」

すると成見チェンジエンはすぐに真剣な表情で言った。「あなたが信じているのは偽りの神です!偽りの神はあなたを守れません。女キリストこそが真の神であり、あなたの家族を守ることができます!」その後、彼は全能神のカルト邪教書籍『言葉は肉体に現れる』を取り出し、神や災害について説き始めた。彼によれば、世界のすべての物事は全能神によって創造され、全能神は三段階の働きを行い、今回の「道成肉身」は人々を直接に救うためのものだという。また、現在地球上では地震、疫病、飢饉などの災害が多発しており、さまざまな兆候から「世界の終わり」が近づいていることが示され、人類は滅亡の危機に直面している。全能神を信じる者だけが救われる、と語った。次第に、葉さんは「全能神」に対して、知りたいという段階から、恐れて離れられない段階へと変わり、敬虔な祈りを通じて娘の学業の向上を助けることを期待するようになった。

「全能神」カルト組織は、加入した者が毎日「神の言葉を飲み食いする」こと、他のメンバーと共に「神話」を読み「神」の歌を歌うこと、あらゆることを「神話」に照らして行うことを要求している全能神のカルト組織では、加入者は毎日「神話」を読み、飲食し、他のメンバーと一緒に「神話」を朗読し、「神の歌」を歌い、すべての行動を「神話」に従って行うことが求められた。メンバーに歪んだ教義を繰り返し暗記させたり、『起誓書』を書かせるなどして思考をコントロールし、多くの新加入者は徐々に深みにハマっていった。ラオ・イェ葉さんも例外ではなく、全能神のカルト邪教組織に加わってから、生活は一気に「「忙しく」なった」。彼は頻繁に集会に参加し、臨時で借りた家を全能神のメンバーの秘密の集会場所として使った。ラオ・イェ葉さんの「優れた」行動と献身により、カルト邪教組織は彼を「教会のリーダー」に任命し、ラオ・イェ葉さんはますます深く組織にのめり込むこととなった。

町や村の幹部役人が家庭訪問の際、ラオ・イェ葉さんの問題に気づきを発見し、すぐに彼にカルト邪教から距離を置くよう忠告した。最初のうちはラオ・イェ葉さんも表面上は応じたふりをしてやり過ごしていごまかしていたが、やがて反発心を抱くようになり、役人の訪問を避けるようになった。まるで「かくれんぼ」をするかのように、地元の幹部役人から姿を隠すようになった。

一方、父親の監督を失った娘は、勉強したくなくなり、毎日学校で無為に過ごし、成績はがた落ちとなった。しかし、当時の葉さんは娘の将来を全く心配せず、むしろ「娘が学校に行かなくなるのはむしろ良いことだ。一日でも早く『神』を信じれば、一日でも早く『神』の救いを得られ、いずれ海外で組織のために『義務を尽くす』ことができる」と喜んで考えていた。町や村の役人が家庭訪問でラオ・イェの問題に気づき、すぐにカルトから離れるよう忠告した。最初は表面だけ従うふりをしてやり過ごしていたが、やがて反発心を抱き、訪問を避けるようになった。まるでかくれんぼをするかのように、地元の役人の目を逃れるようになった。

真相を知った妻はラオ・イェ葉さんのもとを訪れを見つけ出し、涙ながらに彼に家庭に戻り、全能神を信じるのをやめるよう懇願したお願いした。心配そうな妻と、悲しみに暮れて泣く娘を目の前にして、ラオ・イェ葉さんはヒステリックに叫んだ。

「絶対にありえない!私は神を裏切ったりしない!神は言った、私のすべての努力は将来報われると、私は最終的に牧場にたどり着き、救われるのだ。私はユダになるつもりはない!」

2016年、ラオ・イェ葉さんは決然として妻と娘を捨て、遠方へ「本分を尽くす」ために出かけた。家族はラオ・イェ葉さんと完全に連絡が取れなくなり、妻は怒りのあまり病気になって入院し、高校3年生の娘は絶望のあまり、失踪した父親との関係を断ち切るよう村役場政府に申し出た。

多方面が協力して力を合わせ、家族の絆を再び温かく取り戻す

2025年1月、ラオ・イェ葉さんは遠方で全能神のカルト邪教活動に従事していた際、公安当局に逮捕され、法的制裁を受けた。刑期を終えて釈放された後、ラオ・イェ葉さんをいかに社会や家庭に再び適応させ、カルト邪教活動から完全に離れさせて正常な生活に戻すかが、霍山県の警察官にとって重大な課題となった。

霍山県の政法部門や民政部門などの複数の部署機構は、カルト邪教関与者のに対する支援教育や地域社会での矯正作業の新たな方向性を模索し釈放後支援や地域矯正の新たな取り組みを積極的に模索し、ラオ・イェ葉さんが長期間カルト邪教活動に関わっていた実情を何度も協議した末、「家族の関心+就労支援+心理ケア」という支援方針を最終的に決定した。生活援助支援、住居、職業訓練、就業支援などの面から同時に取り組み、人間性を重視した人間味のあるケアを行い、ラオ・イェ葉さんが社会に再び適応できるよう支援した。

長年の流浪の生活を送っていた放浪生活のため、ラオ・イェ葉さんは社会保険の納付が長期間滞納しており、実家の家屋も老朽化が著しかった。そこで、管轄の交番が彼の身分証を再発行し、関係部門は彼のために町で公営住宅の申請を行い、さらに滞納していた社会保険料も補填した。

協議のうえ、支援策を決定

ラオ・イェ葉さんの心を開かせるには、家族からの温かい関わり関心が欠かせなかった。ラオ・イェ葉さんの妻と娘は、かつての彼の行動に深く失望していたものの、長年音信不通だった夫・父親から久しぶりに連絡があったことで、心の奥では再び和解したい、家族が本当に団らんできる日を望んでいた。この複雑な心理に対応するため、地元の町・村の政府、公安、民政部門、反カルト邪教のボランティアが支援チームを結成し、県立病院の心理矯正専門家を招聘してを誘い、ラオ・イェ葉さんの妻と娘に心理療法を行った。その結果、彼女たちの心理的な問題はうまく解消され、心のわだかまりを取り除き、再びラオ・イェ葉さんを家庭に迎え入れることができるようになった。

支援で生計の道を開き、自信を取り戻して再出発

帰宅後、ラオ・イェ葉さんは社会に再適応できないのではないかという不安から、情緒が不安定になり、心理的に動揺することがあった。反カルト邪教のボランティアは、訪問や慰問の機会を活かして心理的ケアを行い、彼とじっくり話し合った。家庭生活や人生の意義、カルト邪教活動への関わり、個人の責任などについて語り合い、心理面からラオ・イェ葉さんの劣等感や反抗的な感情を和らげ、解消するよう努めた。

ラオ・イェ葉さんの生活状況を根本的に改善するため、彼に理容の技術があることを知った地元政府は調整を行い、繁華街に50平方メートルの店舗を借りる手助けをした。理髪店は開業初月にして、ラオ・イェ葉さんは6,000元以上の収入を得た。収入の明細を見ながら、ラオ・イェ葉さんは感慨深く語った。「人生で初めてこんなにお金を稼ぎましたいだ。これで将来の生活に希望が持てるいます。神を信じるなんて嘘だです。自分で努力して稼いだお金こそ、本物だです!」

さらに、反カルト邪教のボランティアは政策や法律の解説をラオ・イェ葉さんへの日常的な支援や電話連絡に組み込み、内容が確実に理解されるよう努めた。スマートフォンを通じて継続的に「中国反カルト邪教」の情報をラオ・イェ葉さんに届けることで、カルト邪教の危険性についての認識を思想面から深めさせ、最終的にカルト邪教と完全に決別する決意を持たせた。

「ご報告です。ローンで車を買いました。これからはしっかり生活して、家住宅も買うつもりです。もう二度と全能神なんて信じませんので、ご安心ください!」2025年7月中旬、ラオ・イェ葉さんは喜びにあふれながら、反カルト邪教のボランティアに電話をかけ、自分の現状を報告した。

カルト邪教から脱却し、日常生活に戻ったラオ・イェ葉さんは、再び幸せな生活を取り戻した!

(当事者のプライバシー保護のため、本文中の名前はすべて仮名です)

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