湖北省安陸市では、50歳そこそこの法輪功に溺れた三人の学習者が「圓満」への強い執着心に取られ、それぞれ自分の「圓満」への夢を実現した。
王宏業は男性、1954年の生まれ、中学校卒業、自殺する前に安陸市李店鎮糧油会社の従業員であった。彼は1997年から法輪功を学習し始め、煉功点の補導員をも担当していた。法輪功に夢中になった後、彼は出勤せず、家人の世話をせずに、「圓満」を追求する一方であった。2005年のある日、彼は深夜まで外で人々の「三退」を動員するために、宣伝印刷物を配っていたが、転んで足の骨を折った。彼は師父の加護があると考え、煉功による怪我治療を堅持し、自分が必ず「圓満」を達成すると堅く信じていた。2007年12月、53歳の彼は6日間にわたって食べず飲まずに、絶食の形で自殺し、「圓満」への夢を実現した。
黄小慧は女性、1952年の生まれ、高校卒業、死ぬ前に湖北省安綿グループの労働者であった。彼女は1997年から法輪功を習い始め、煉功点の補導員をも担当していた。1999年に政府が法輪功を取り締まった後、彼女は「真相」を明らかにし、「レベルアップ」を図り、「圓満」を追求するために、二回にわたった学友を誘って北京を訪れ、トラブルを起こしたり、四回にわたって安陸市で法輪功の宣伝用印刷物を配ったりした。彼女はずっと自分の「レベル」がより高くなり、「圓満」に近づいてきたと思って、さらに昼夜兼行で外へ「真相」を釈明しに行ったり、徹夜で家で煉功したりした。2007年9月ある日の夕方、一生懸命に煉功をしてきたため、彼女は血圧が高くなって、心臓病を誘発し、自宅の客間に倒れた。気付いた主人が彼女を病院に送ろうとした時、彼女はすでに呼吸がなくなり、心臓の動きも停止した。55歳の黄小慧はこのように「圓満」への夢をこ実現した。
朱方仙は女性、1941年の生まれ、文盲、安陸市府城事務所に属する南大コミュニティの住民であった。1996年、関節炎や偏頭痛、高血圧等多くの病気に罹ったため、、病気を追い払い、体を丈夫にする目的で彼女は法輪功を習い始めた。夢中になった後、「レベルアップ」を図り、「圓満」を追求する一方であった。1999年7月、政府が法輪功を取り締まったが、彼女はどうしても納得できず、自分がこのように苦労して三年間にわたって修練を続けてきたため、まもなく「圓満」を達成すると思い、取り締まられるなら、自分の「圓満」への道が断たれるのではないかと心配して、毎日朝ご飯を食べると、小部屋に閉じこもって煉功を続けてきた。1999年9月末のある日の午後、娘と娘婿は母親が朝部屋に入った後、ずっと物音一つもせず、いくらノックしても呼んでもぜんぜん返事してくれないため、せっぱ詰まって中からロックされたドアを打ち破って、入って見ると、彼女が仰向けにベッドに倒れており、白目をむいたり、息が迫ったりしている。120救急車に市立病院に運ばれ、応急手当をした時、彼女は高血圧で脳溢血を誘発したため、すでに呼吸を停止した。わずか58歳の朱方仙は三年間にわたって煉功した後、急速に「圓満」への夢を実現した。
(凱風サイト, 2009-9-01)
