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世界最大の電柱メディアと老軍医

2013-04-24 ソース:Kaiwind 作者:嘆息
ピートとアンニの身分が暴露された後、蘇家屯収容所の三人目の証言者--「老軍医」が現れた。「老軍医」という職業はよく中国の電柱で勝手に貼られていた広告に出てくる。この言葉が再三にわたって、『大紀元』のヘッドラインニュースのテーマとなった際に、私は『大紀元』が「世界で最大の電柱メディア」と評するしかできない。

「老軍医」という言葉は中国民間で特別な意味がある。しかも、とてもマイナスな意味だ。人々が性病にかかったとき、よく恥ずかしくて一般病院に行きづらいが、だから「老軍医」は詐欺手段で、「性病」の地下治療市場を独占している。免許がまったくない医者だ。彼らが登場する主流メディアは街中の電柱上に無断掲載されている広告だ。このような広告は都市の乾癬だと揶揄される。法輪功が打ち出した「蘇家屯収容所の三人目の証言者」は老軍医と自称することは、ほんとうに滑稽なことだ。彼は自分で自分に「ペテン」のレッテルをつけるだけではなく、法輪功系メディアのでっちあげを捏造する本質を暴露した。だから、このペテン師の現れはよいことだ。

老軍医の現れは偶然ではなく、必然である。アメリカの国務院は駐中国大使館の現地調査結果を発表し、いわゆる「蘇家屯収容所」が実在していないことを証明した。この収容所のデマを作った法輪功は米国の調査結果に直接反論する勇気がない。この収容所を「現地壊滅」にした。すると、実情に詳しい「老軍医」が現れ、「今蘇家屯地域に入り、調査しても証拠を得ることができない。数千人を転移するのはごく簡単だ」と述べた。つまり、法輪功側は「米国駐中国大使館の調査員はだまされた。収容所がもともと存在していて、ただ今はなくなっただけだ」とアピールしたかった。

ただし、数千人を転移するのは簡単だが、「蘇家屯収容所」の巨大的な「地下施設」とビルの群れの中で聳えている「焼却炉」をどう転移するか。

頭脳が悪いピートと滑稽なアンニ、この二人の証人に比べ、この「老軍医」と自称するペテン師はもっと喜劇的な色彩を帯びている。彼のすべての話は電柱上の老軍医広告と似ている。この瀋陽軍区後勤処の「普通な老軍医」は絶えずに秘密なニュースを発表した。世界で一番大きな電柱メディア法輪功の取上げによって、人々の目がくらむほどだった。しかし、結局いい効果が挙げられなかった。法輪功が「蘇家屯収容所」に関するでっち上げは各国の政府と主流メディアに軽蔑されている。

ただし、滑稽の演出は一時的ににぎやかだったが、主役「老軍医」も悲しい口ぶりで皆さんに別れの言葉を告げた。「私に残った時間はおそらく長くはない。ニュースを発表するチャンスもそんなに多くない。おそらく、これが資料を発表する最終回だ。」ただし、世界で最大な電柱メディア大紀元が彼を必要とするなら、「老軍医」という役はまたいつかみんなの前で現れると信じる。

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