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「蘇家屯事件」の真相(画像)

2012-02-24 ソース:Kaiwind 作者:遼寧省邪教反対協会

画像:ftp://media.kaiwind.com//vod/flzy/hzqgwa/sujiatun4-26.wmv

遼寧省瀋陽市蘇家屯区は瀋陽市の南側にあり、市街区から車で20分ぐらいの所にある。蘇家屯区には四つの病院が並び、瀋陽市の病院が割合に集中する地域である。ここに位置する蘇家屯区漢方医学病院は遼寧省血栓病中西結合病院、全国漢方血栓病医療センターとも呼ばれている。病院には従業員が660人、ベッドが330あり、国家二級甲等漢方医学病院である。この普通の病院は2006年に全世界を驚かせたデマに巻き込まれていた。

デマが飛ばされる

2006年3月9日、アメリカに本部を設けている法輪功邪教組織は「明慧ウェブサイト」と「大紀元ウェブサイト」は、「瀋陽市の収容所が焼却炉を設置し、法輪功学習者の臓器を販売」をテーマとする反動的文章を掲載し、「中国遼寧省瀋陽市蘇家屯区に収容所があり、その中には6000人の法輪功学習者が監禁され、内訳三分の二の人が死んでおり、臓器を摘出された死体は収容所内の焼却炉に投げ入れ焼却される。これら生体臓器は直ちに不法に全国各地及び海外に販売されている」と公言して、人々の耳目を驚かしたデマをでっち上げた。

その後、邪教組織法輪功はまた、「蘇家屯収容所」をめぐる噂を作り、いくつかの国の政治家に働きかけたり、領事館などの前で大騒ぎをし、いわゆる「抗議活動」を露骨に行って、手段を尽くしたとも言える。さらに卑劣なことには、2006年4月20日、アメリカ政府による胡錦涛国家主席への歓迎式典では、法輪功「大紀元時報」の記者である王文怡はデマを口実に、式典の現場で大騒ぎを引き起こし、ブッシュ大統領に恥をかかせた。米国の主流メディアはこの事件が大きなスキャンダルと評した。また、カナダの人権弁護士であるデービッドマタスと検事デービッドキルガーは、2ヶ月にわたっていわゆる「調査」を行った後、2006年7月に初めて「中国が法輪功学習者の生体臓器を摘出している」と題する報告を発表した。2007年1月、彼らはまた改訂版を発行し、自分が十分な証拠を持っていると言い張り、中国政府が数多くの法輪功学習者を拘束し、彼らの生体臓器を摘出して移植手術に使用し、病院も巨額の利益を取得することを証明できると主張していた。このレポートは九カ国語に翻訳され、この二人はアジア、ヨーロッパ、オーストラリア、北米等15カ国及びいくつかの国際フォーラムで同レポートを読み上げた。これは中国の臓器移植事業に非常に悪い影響をもたらした。その後、遼寧省での党政機関、司法機関、大学、血栓病病院並びに一部の地元住民は、相次ぎに海外から「蘇家屯強制収容所」をめぐるインチキな嫌がらせ電話とFAXを受け取らされた。

病院は病院

「蘇家屯強制収容所」事件があった後、血栓病病院は国内外でも非常に悪い影響を受けていた。では、瀋陽市蘇家屯血栓病病院は真の病院なのか、法輪功学習者に言われた「強制収容所」なのか?私たちはよく見てみよう。

瀋陽市蘇家屯血栓病病院は1988年に設立され、1994年7月27日国家漢方薬管理局の専門家に「全国モデル漢方医学病院」と認定され、1994年11月に「遼寧省血栓病中西結合治療センター」と、1998年に国家漢方薬管理局に「全国漢方血栓病治療センター」と認可された。この病院は人材、技術にしても、設備、規模にしても全国のトップレベルにある。ウェブサイトで検索するとすぐ分かるだろうが、同病院は総面積が21000平方メートル、建築面積が25000平方メートルあり、スタッフが660人、それぞれ血栓専門科、内科、外科と小児科など39の医療部門がある。これまでの10年間、同病院は全国23の省、200以上の市県、台湾、香港、マレーシア、日本、韓国、ロシア及び他の国や地域から患者を受け入れている。 1997年、当該病院は韓国東緒病院と姉妹病院になり、国際化の道への第一歩を踏み出した。

このような病院は強制収容所と言えるのか。法輪功組織は事実無根のことをでっち上げたり、中傷したりしている。それでは一緒に次のことを分析してみよう。

――「焼却炉」はどこにあるのか。一部の海外メディアは非難した際、いつも蘇家屯病院というあやふやな言い方を繰り返しているだけであり、法輪功のウェブサイトが蘇家屯病院を非難した文章に使われた写真は中国医学と西洋医学が結合する遼寧省血栓病治療センターで撮ったものである。不思議に思われたことには、法輪功学習者の生体臓器を摘出していると大きく非難されたこの病院は血栓病治療に長けた病院である。噂の「焼却炉」は、実際に病院の民用ボイラー室である。ボイラー室は病院の花園の南西部にあり、面積が180余平方メートル、中には2台の大型石炭焚きボイラが並んでいて多くのスペースを占めている。これらボイラーは主に暖房、湯沸かし、医療機器の消毒に使用されている。ボイラー室はいくつかの透明ガラスの窓があり、外から中の様子が明らかに見える。東側の窓の外は一面のオープンな芝生が続き、付近の市民が毎日ここを通ったり、散歩したりしている。上述の施設が設置されたここでは、いかにして、密かに大量の死体を焼却することができるのか。(同時音声:ボイラーマン)ボイラー室と壁一つ隔てたのは住民が住むビルであり、ビルの部屋からボイラー室を含む病院の様子がはっきり見える。(同時音声:住民)

――「強制収容所」を囲む高さ3メートルもの壁はどこにあるのか?法輪功組織は最初に強制収容所が3メートルもの鉄条網に囲まれており、その中で死体を絶えず焼却していると公言した。事実は、血栓病病院は1988年に創立され、嘗て住民の野菜畑であった。病院が建てられてから、住民がそのままに周辺生活し続け、周りに大通りが連なっており、しかもこの病院は毎日国内外から数多くの患者を受け入れている。死体を絶えず焼却した大規模な「強制収容所」があるとすれば、なぜ長期にわたって誰も知らず、反映もしないだろう。高さ3メートルもの鉄条網がどこにあるのか。でっち上げのうそはあまりにも常識から離れたため、出されてからすぐ質疑の声が現れた。(同時音声:三輪車夫)

――病院には6000人以上の法輪功学習者を収容できるのか。遼寧省血栓病中西結合治療センターは医療技術が高く、中国でも名高いため、多くの海外患者もわざわざ診察を受けに来ている。周知のように、病院にはベッドが330しかなく、患者をまったく受け入れなくても、6000人を収容できるはずがない。 2006年3月31日に、ウェブサイト「大紀元」は瀋陽軍区の「古参軍医」と署名した人が、「2005年の初め頃、1万人以上収容し、2006年に、普段の収容人数は600人から750人程度であり、大多数は他の強制収容所に転送された」と言い、それに、転送道具は専用列車と鉄道貨車であり、一日間で5000人を転送できると具体的な様子も述べた。実際に蘇家屯病院は交差点がすぐ近くにあり、門前を通る道路が瀋陽からハルピン行きの高速道路につながるため、車の往来が激しい。その上、病院は雪松路と桂花街に近く、銀行、学校、運動場などに囲まれており、大きな空き地がないため、数多くの人をこっそり転送する可能性がない。後に法輪功組織は6000人以上の法輪功学習者が地下室に収容されていると口調を変えたが、実際にこの病院には地下室が法一つもない!

――病院はいかにして生体から臓器を摘出売買したのか?遼寧省蘇家屯血栓病病院の外科には10人ぐらいの医師しかおらず、小さな診室に一ヶ所の処置室だけある。この処置室は小さな処置、たとえば傷や出血ぐらいしか処置できない。臓器摘出設備がなく、臓器摘出の環境と技術が整っておらず、この種の手術をする資格がないため、臓器摘出という指摘はまったくでたらめな話である。臓器を提出して海外に違法販売するのはさらにナンセンスである。誰の臓器が摘出されたのか?病院のどこで摘出されたのか?摘出手術をした人はだれか?どこへ販売されたのか?法輪功組織が証拠を出せるのか?さらに可笑しなことには、「蘇家屯強制収容所事件」の「証人」と名乗った女性アンニは自分の前夫が同病院の外科医師であり、2年間に2000人以上の法輪功学習者から角膜を摘出したことを前夫から聞いたことがあり、これによって自分の家族に苦しみをもたらされたと証言した。このいわゆる証人のアンニについては、第一に、前夫の名前は?病院にはこの人が果たしているのか?第二に、前夫が脳外科医師だと彼女が言ったが、脳外科医師が角膜手術をするということは少し医学知識に詳しい人から見れば、脳外科医師が角膜摘出手術をするということはとんちんかんな話とわかる。(同時音声:手術室看護婦長、神経科医師)

事実でものを言う

「収容所」ではなく、普通の病院、病気を治し人を救う病院であるため、蘇家屯血栓病病院は海内外のメディアの実地取材や各界友人の実地視察をを歓迎し、病院は病院だと事実でものを言おうとしている。

――2006年4月12日、国務院報道弁公室がプレスセンターで記者会見を主催し、AP通信、ワシントンポスト紙、イギリスのCNN、ロイター通信、日本朝日新聞、シンガポール聨合早報、香港フェニックステレビ、新華社通信、中国早報、中国国際放送等国内外の主流メディアが出席した。蘇家屯血栓病病院張玉琴副院長は蘇家屯血栓病病院の状況を記者団に紹介し、「蘇家屯強制収容所」をめぐるデマを打ち消し、デマを捏造した海内外の法輪功組織を強く非難した。調べたところによると、国内メディアが海外に会見の模様を伝え、六つの海外メディアも客観的にこの記者会見を報道した。

2006年3月17日から4月11日にかけて、中新社、日本NHK、フェニックステレビは三回にわたって蘇家屯を訪問した。中でもフェニックステレビと中新社は相次いで「蘇家屯強制収容所」に関して否定的な論評を出した。

――「蘇家屯強制収容所」というデマが出た頃、中国の胡錦濤国家主席が米国を訪問する直前であった。米国政府は非常に関心を持ち、中国駐在米国領事館の官員に蘇家屯血栓病病院へ考察に行くよう指示した。2006年3月22日、瀋陽駐在米国領事館の館員カーディクス氏は一人の翻訳を連れて、蘇家屯血栓病病院を細かく視察した。事後に、同氏は米国国内に、「蘇家屯血栓病病院は普通の病院」という結論を伝えた。

2006年4月14日、中国駐在米国領事館の一人の一等秘書と一人の医療関係官員が、瀋陽駐在米国領事館総領事と一緒に、蘇家屯血栓病医院を約3時間半訪れ、同病院の薬理実験室、手術室、食堂倉庫、駐車場、ゴミ室、ボイラー室、煙突、資料保存室などを含む病院の全部施設と周辺にある住宅を考察した。その後、米国の大統領報道官は「蘇家屯強制収容所」を証明する事実根拠がないと語った。

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